こちらは防府市新田のお客さま宅になります。
白蟻予防工事を担当させていただくのはこれでもう3度目になります。
保証期間が終了すると毎度丁寧に白蟻予防を繰り返されます。
その甲斐あって今まで白蟻被害知らずで過ごされております。
この度もお客様よりご連絡いただき本日の施工が決まりました。
ご期待に応えられるよう精一杯取り組ませていただきました。
施工の様子
脱衣所点検口を拝借し床下へ
床下木部処理
基礎・立ち上がり部処理
写真を見ていただいてお分かりになると思いますが、床下はベタ基礎(コンクリート)です。
白蟻の事を知っている方は、白蟻は土の中の生き物だから床下が土でない我が家は大丈夫、と思っておられる方もいらっしゃるかと。
実は床下がベタ基礎でも白蟻は侵入してきます。
基礎と床下ベタ基礎面との間に黒い影が見えます。
隙間です。
この隙間の下は土壌に繋がっています。
厳密にいえば土の上に敷かれている防湿シートなどがあったりと意外と複雑な構造になっているのですが。
それでも白蟻たちはこのわずかな隙間から蟻道を造って登ってきます。
実際にベタ基礎の住宅でこの隙間から侵入したイエシロアリが天井裏にまで加害した現場も多々あります。
相手は一億年以上自然界で生き抜いてきた生きもの。
私たちの感覚をいとも簡単に超えてきます。
ですので、家を白蟻から守るには現状白蟻予防工事の実施が一番確実です。
家のつくり方で何とかしようとするのは正直現実的ではないように思います。
その事もわかった上で、ベタ基礎住宅についても徹底した予防工事を実施するのが私たちの仕事です。
この仕事は本当に見えない所の仕事だなぁとつくづく思います。
玄関やポーチのタイル目地穿孔
穿孔部より薬剤を高圧注入します
勝手口の枠から注入
あけた穴はモルタルや木栓などを用いて補修します。
家に対して白蟻の侵入を防ぐ、または侵入したとしても被害拡大がないようにする為に必要な作業を致します。
白蟻予防工事は床下工事のイメージが強いと思いますが、実は床下以外の作業に神経を使います。
見えない所に的確に効果がでるよう処置する事が求められる工事です。
この度もありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
防府市新田の皆様の為にもこれからもしっかりと働かせていただきます。