こちらは防府市戎町のお客様の借家です。
この度取引先の大工さんが借家のリフォームを担当されていました。
今まで住んでいらした方がお出になられて、次の入居者様が入られる間に借家をきちんと整えるためのリフォームです。
このタイミングで実施しておくと良いのが白蟻工事。
人が住む前、新しい畳が入る前のこのタイミングだと、日ごろ手が出せないところにも十分に処置が可能で、同じ仕事でも価値がさらにあがります。
今回はリフォームに合わせた白蟻工事のご紹介です。
和式のトイレが洋式に。
今までタイルの床で和式のトイレだったところが、洋式のトイレに変わります。
今まで土で詰まっていて床下がなかったトイレに床下の空間ができます。
こんな感じですね。
今まで四方を基礎に囲まれていた空間です。
このままトイレが完成してしまうと新しいトイレの床下が目視できない造りになってしまいます。
白蟻工事の時や設備屋さんが今後トイレ下を確認する為にも、今のうちに床下を繋げておく事が望ましいです。
今回一面ハツリ工事をさせていただきました。
ハツリの様子
この基礎の反対側は押し入れの下です
慎重にハツっていきます
開通完了
トイレの床が張られる前に部材に処置
トイレが完成する前の状態なら根太などにも薬剤散布が可能です。
大工工事が進みこの状態
今のうちにまんべんなく予防
新しい畳が入る前なら、万が一汚してしまう心配もなし
後日和室に新しい畳が入ります。
今なら座板がむき出しの状態ですので、座板を外すだけで安全に床下に入れます。
もちろん畳があってもきちんと養生をして行いますが、万が一汚してしまうリスクを考えたらこのタイミングが理想ですね。
座板を外して床下へ
床下全体の処置
タイル目地下処地(後に穴はモルタル補修)
大家さんも様子を見に来られ、ご安心された事と思います。
新しく入居される方がいらっしゃった時にはすべてが整っている状態ですね。
今回も気持ちよく仕事をさせていただきありがとうございます。
これからも防府市戎町の皆様の為にも精いっぱい働かせていただきます。