こちらは宇部市東岐波のお客様宅になります。
最近中古住宅をご購入され新しい生活を始められたばかりのご様子でした。
イエシロアリの羽蟻が入り込んできた事がきっかけでお問い合わせをいただき検査をさせていただきました。
白蟻の被害はなかったのですが、以前お住まいの方が付けていらした古い換気扇が機能しないままだったので、今回新しいものに取替え工事をさせていただきました。
増築をされているお宅で、空気の流れがきちんととれていないのも気になり、改めて弊社にて適切な設置案をご提案させていただきました。
施工の内容
今回の工事はまず外周基礎の換気口に設置されていた旧換気扇4台の撤去。
風の流れを作るために床下に設置されていたパネル型と撹拌機の撤去。
床下の湿気を取り除くために設置されていた除湿器の撤去。
これらの機械を見るだけで、過去に数回に及び数社が床下換気扇工事に関わっていた事がわかります。
役割を終えた換気扇たち
既に通電していないものやソーラーパネルを電源に動いていたものもありました。
しばらく通電していないものを無理やり動かすと負荷がかかりすぎて熱を持つ可能性がありますので、古いものを無理に使うのはお勧めできません。
ソーラーパネルが電源のものも良いのですが、家庭用電源に比べてパワーが弱い為床下換気に効果が出ているかどうかと言われると何とも言えない現実があります。
換気扇と古い配線を撤去したら、新しい換気扇を設置していきます。
台数をできる限り少なくし、床下に効率よく働くよう設置場所を考えた結果・・・
北側に排気するブロワ型を2台
増築部と以前からある住宅部の床下の空気の流れを作る補助を目的としたブロワ型を1台
一番南側から北向きへ強力に送風し、排気の補助をするためのディフューザーを1台
を設置させていただきました。
床下には和室を使わせていただきました
排気する場所にダクトの取り付け
このダクトを通り床下の湿気が外に出ます
床下にしっかりと機械が設置されました
このブロワ型、排気だけではありません。
増築部からの空気も届ける為に使います
一番南側からディフューザーで強力送風させます
タイマーも新しいものに取り換えました。
ちなみにタイマーに不具合が起こると通電が出来ずに、例え換気扇が故障していなくても換気扇は動きません。
タイマーの調子も確認しておくことも大切です。
今まで古いパネル型の換気扇がついていたところには新たに換気パネルを取り付けます。
パネル取付前
下穴をあけてビスで固定
設置完了です
こちらに新しく床下換気の流れができました。
床下に漂う湿気は床材などに吸い込まれて住宅の劣化に繋がります。
床下の湿気が外に押し出されると同時に新鮮な外気が床下に取り込まれて循環します。
カビの発生の抑制や床材の劣化を遅らせる効果が期待できます。
床下湿気対策は、お住まいの方の健康や住宅寿命に良い結果が期待できる価値ある工事です。
家の床下の状態が気になるかたは、ぜひ一度弊社の診断をご利用ください。
検査やお見積りは無料です。
大きな会社でない為、ノルマを課せられたり押し売りをするタイプではないのでご安心ください(誓います)。
これからも宇部市の皆様の為にもしっかりと働かせていただきます。