こちらは防府市牟礼のお客様宅です。
近くには大平山の県営住宅が立ち並んでいます。
お客様より弊社にご連絡をいただきご縁となりました。
ご連絡をいただいたのは1月で、ご自宅の一部に白蟻被害があるとの事です。
被害部は解体を予定しているので、残す予定の部分に対して処置をしてほしいとの事でした。
この内容に沿えるようまずは床下と天井裏の検査。
結果、残す予定の部分を十分に処置すれば、解体予定部分がごっそりなくなる事で家を守れると判断できました。
お客様が願われている通りに工事が進められるのが何よりです。
もし被害が点在していたり、思っていたより被害範囲が広かった場合はこの方法は取れませんでした。
お客さまの早めの判断と的確な工事の段取りが良かったとしか言いようがありませんね。
施工の様子
今回和室をお借りし床下工事の準備
必要か所の木部穿孔
薬剤を注入
土台の反対側に薬剤を行き渡らせたいので貫通させます
土台の反対側に薬剤が拡がっていきます
いかに見えないところに影響をだせるかが勝負です。
予防のために木部吹付
束や束石にもしっかりと
白蟻が顔を出す土壌面にもしっかりと
浴室のタイル目地穿孔
浴室タイル下に薬剤高圧注入
勝手口の被害を防ぐ為、木部に穴をあけます
穴から薬剤を注入します
タイル目地は同じ色のモルタルで、勝手口の穴あけ部は木栓で埋め戻します。
お仕事前のお忙しいお時間を使わせていただいての工事でした。
ご協力をいただいたお客様にただただ感謝です。
これからも防府市牟礼の皆様のお役に立てるよう精いっぱい頑張ります。