こちらは下関市南部町の現場になります。
一般のお宅ではなく公共の建物なのですが、この度白蟻の被害がありました。
建築年数が100年を超える鉄筋コンクリート造の建物なのですが、白蟻は容赦ないですね。
隙あらばどこからでも侵入してきます。
この度の被害実態
・コンクリート造の床と壁の間にあるわずかなクラックから侵入し建造物内に置いてあった木製の物へ加害。
・コンクリート造の壁と鉄製の扉の隙間に処置してあるコーキングの裏側に白蟻が入り込んで加害。
写真はコーキング部の白蟻被害。
白蟻は木を食べるので木造建造物へ被害が出るものだという印象が強いですが、実際はそうではありません。
鉄骨造、コンクリート造、ブロック造など様々な建築様式がありますが、白蟻たちは侵入してきます。
所かまわず侵入してくる白蟻達に対して効果的な処理を考え、実践していく事が求められます。
今回はタイル部分からその下にある土壌に対し薬剤注入が可能な物件だったため、白蟻が潜む土壌部分への処理を中心に行いました。
壁際に近いところに穴あけが可能だったので効果は期待できると思います。
何事も原因への対処、それが大切です。
白蟻被害がでている見える場所ではなくて、その根元にある侵入箇所へ処置ができるかどうかがカギとなります。
事前検査から効果的な施工方法を描き、ご提案させていただく事で完全かつ安全な駆除が可能になると思います。
下関市からのご要望は今まであまりございませんでしたが、これを機にお役に立てるよう頑張りたいと思うところです。
白蟻工事は完全に専門業者の分野ですので、どこに依頼するべきか迷われていましたらどうぞ一度弊社へお問い合わせくださいませ。
下関市の皆様にもお役に立てるよう今後とも尽力してまいります。
どうぞよろしくお願い致します。