床下はほとんど空気が流れていない!?
床下の空気はほとんど流れていません。換気口があるから!だけでは不十分なんです。
つ・ま・り!!空気が流れない→乾かない→湿気が溜まる→シロアリが好むという悪循環を招いてしまっているのです。
また湿気を吸った木材は強度が激減しますので住宅の寿命にも大きく影響します。住まいの換気不足による様々な問題は重大な問題になっています。
床下の湿気による木材腐朽菌やシロアリ・ダニなどの害虫の発生。
これは建物自体の強度劣化の原因でもあります。
建物をいつまでも健全な状態に保つためにも、床下の換気はとても重要なのです。
床下通風を改善するメリット
1.住まいの寿命を延ばします
床下の腐朽やシロアリの被害。これは湿気によるもので、土台の強度までも弱らせます。1995年の阪神大震災における倒壊家屋のほとんどに、シロアリの被害や腐朽が見られたとの調査結果が出ています。
住まいの見えない床下の空気を活発に動かすことで、シロアリや腐朽菌などの不快害虫の繁殖条件や湿気の原因となる結露の発生を低下させます。
2.家族の健康に役立ちます
住まいの換気不足による家族の健康への影響が今取り沙汰されています。
シックハウス症候群をはじめ、様々な病気そしてここ数年増えてきた夏型過敏性肺炎やアトピー性皮膚炎。その主な原因が屋内に発生したダニやカビといわれています。
抵抗力のある大人といえども油断はできません。こうした病気から家族と守る為にも屋内の換気とあわせて、シロアリやカビの温床となる床下の環境改善が不可欠です。