いつもありがとうございます。
本日はちょっと視点を変えてみて白蟻被害以外の事に着目してみます。
お話の内容としては「白蟻調査をご依頼いただき床下の点検をしたところ、白蟻被害以外の問題を見つけた」というものです。
普段見ない場所を点検する白蟻業者ならではの体験事例をここでご紹介させていただきます。
先に結論から申しますとおおよそ床下の給排水設備の問題がほとんどです。
事例①アパート二階の方の生活排水も一緒に一階の床下に水が溜まっていた。
こちらは大家さんから宇部市のアパートの白蟻検査をいただいた時のお話です。
一階住人の方のご都合をお聞きし、各部屋を点検させていただいたところ、ある一室の床下を見てビックリ!!
なんと水浸し!!
床板をカットして確認したところ・・・
なんと床下が水浸し!?
原因は排水管の連結部の破損でした
白蟻点検をいただいた事によりわかった住宅の不具合。
床下が水浸しになっていた原因は、二階のお風呂場と共有している配管が破損しており流れてくる水が全て一階床下に流れ落ちているものでした。
白蟻の検査を・・・と思っていたお客様ですが、むしろ検査の結果この配管の故障を発見できたことが一番の収穫です。
後日弊社が手配した業者さんによりこの床下配管の修復が行われ今では問題なく生活されております。
↑ 配管修繕直後の様子。
ここから約一か月時間をおき、すっかり床下は乾いており白蟻工事を施工させていただきました。
事例②トイレの配管故障により正しく排水されていなかった。
こちらは防府市田島のお客様宅なのですが、白蟻工事の一環でトイレの下を見た時の事です。
なんと小便器が床下で排水管の故障により正しく排水されていない状況がわかりました。
つまり小便器に流れたものは全て床下に落ちていたという事です。
配管の結合部が外れています
永い間この状態だったというわけです
お客様にはこの状態をすぐお伝えし修繕が済むまでは小便器は使わない様お話させていただきました。
奥様のお話によると「小便器のお掃除の時に水を流すと隣の汲み取りの便器の方へ水が流れている音がしていたが、いつからかしなくなっていた」との事です。
日頃見ない所では予想だにしない事がおこっているのですね。
事例③台所排水管の故障でベタ基礎の床下が水たまりに。
こちらは山口市嘉川のお宅なのですが、築年数としては10年ちょっとくらいです。
初めて白蟻予防工事をしようかという事で点検のご依頼があり、台所の収納庫をあけてみてビックリ。
床下に水が溜まっていました。
台所排水管の接合部が外れています。
今まで台所で使った水のほとんどが床下に流れ出ていたという事になります。
ベタ基礎の住宅は近年主流ですが、水が溜まってしまうという唯一の難点がありますね。
施主様がすぐさま水を抜く工事を手配され大事には至らなかったそうです。
このまま水位があがっていくと床下の電気配線が漏電するなど生活に支障が出ていたかもしれません。
点検はとても大事ですね。
こんな感じで白蟻工事や検査などから見つかった住宅の不具合など、皆様の生活のお役にたてるようお伝えしてまいりたいと思います。
弊社は白蟻専門業者ですので、こういった修繕などは弊社が知っている工事業者をご紹介するかお客様が直接手配していただくようになります。
住宅のメンテナンスを考える時期に床下の検査もとても大切です。
白蟻業者が発見した白蟻被害以外の問題でした。
お客様からすると危機一髪。
見えないところにも一度目を向けてみるとよ良いかもしれませんね。
山口県内の白蟻被害の点検は
☎0835-23-8726