社長のぼやき

リフォーム中の白蟻工事でいろいろわかること。|山口県防府市の西日本防虫防除工事

いつもありがとうございます。

先日は取引先が浴室と脱衣所のリフォームをするのにあわせて白蟻工事に入らせていただきました。

タイル張りの昔ながらのお風呂を解体してユニットバスにするリフォームです。

 

リフォーム中には色々な事がわかります。

こちらのお宅では以前からあった古いタイルのお風呂の上に更にタイルを増し張りして一度リフォームをされていたことがわかりました。

上から解体していくうちに、下の方から古い一番最初のタイルが出てきたのです。

解体業者さんもこれには思わず悪戦苦闘されたと聞いています。

壁なども昔のタイル壁の上に新しいタイル壁を造っている構造で、全てが二重の構造になっていました。

普通白蟻工事ではタイルのお風呂では目地にコンクリートドリルで穴をあけます。

目的はタイルの下にある土壌部分に薬剤を高圧注入するためです。

このように土壌部分まで貫通させます。(別現場の写真)

そしてこのように薬剤注入し、最後には穴はモルタルで埋め戻します。

 

構造上床下に潜っての作業では直接処置できないこのような場所では専門的な施工を行います。

解体前の状態だと解体屋さんが手間取るくらいですから、タイル増し張りの工事の影響で土壌部分までの深さがかなりあったと推測されます。

一般的に使用する工具では思うように貫通できず適切な施工ができなかったかもしれません。

 

今回リフォーム中の解体時に壁や土壌がむき出しの状態で白蟻予防工事をさせていただきました。

白蟻予防工事で一番意味のある施工と言っても過言ではない土壌処理。

これがお風呂場全面に隅々までできるチャンスと言ったら解体後ユニットバスを入れる下地のコンクリートを敷く前です。

つまりこの状態。

 

白蟻が一番最初に顔をだす土壌面、登ってくる壁面むき出しの状態でしっかり白蟻防除薬剤を処置します。

 

 

 

この薬剤処置が完了した上にお風呂ができます。

お風呂が完了した後では手が出せないこの瞬間に白蟻予防工事ができるという奇跡。

大切なご自宅のリフォームの価値も白蟻工事があるとないとではグッと差がでます。

こちらのリフォームを担当されている取引先は隅々まで気を付けて弊社に必要なタイミングで手配されます。

こういうリフォーム業者様が増えると嬉しいですね。

いつも見えないところを施工させていただいいているこの業界ならではの着眼点かなとも思います。

 

日常の白蟻工事だけでは学べない事がリフォーム現場にはあります。

またそこで学んだ事が弊社の白蟻工事に活かされてお客様のお役にたてると思っています。

弊社は白蟻専門業者として先代から38年営業させていただいていますが、その間に培ってきた知識なども惜しみなく現場に活かしたいと思っています。

一般住宅やリフォーム工事をされるお客様は、白蟻工事にも一度目を向けていただければ幸いです。

専門的な白蟻工事業者をお探しの方は

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