いつもありがとうございます。
本日は山口市秋穂東にて白蟻予防工事をさせていただきました。
いい天気。
某メーカー住宅の鉄筋コンクリート造です。
この手の住宅に多いのが床下に入ることができない場所があること。
今回の住宅は床下が基礎で4つに仕切られ、繋がっていない構造でした。
《ここからちょっと裏話》
こちらは10年以上前に購入された中古住宅です。
本来でしたら不動産屋さんが住宅に白蟻被害があるかないかもチェックして買主様にご提供します。
(全てがそうではないかもしれませんが。)
しかしながらこちらの住宅は床下に潜れる構造じゃない為売買の際に白蟻検査ができなかったそうです。
よって買主様に白蟻被害があるかないかわからない状態で販売された為、買主様としては今まで不安だったそうです。
ではこういう物件の場合どうするかですが、床下に潜るところを新たにつくる他ありません。
恐らく鉄筋コンクリート住宅なので白蟻被害にあいにくい構造だという意味から、処置が不要と思い床下を繋げていないのだと思います。
しかしながら現実に木造以外にも鉄筋コンクリート住宅、軽量鉄骨住宅にも甚大な被害が出ています。
床下が土ではなく、ベタ基礎(床下がコンクリート)であったとしてもイエシロアリなどのひどい被害が多発しています。
相手は人の目につかないところで活動する生き物です。
これらを相手にするには構造を考える事も必要でしょうが、やはり薬剤による直接処置しか今の所安心はできません。
逆に言えば、予防しておけばどんな造りであっても安心ということです(^^)
さて、お客様とご相談させていただき、押し入れの床を一部切り取る事にしました。
今回の物件の場合、床下に入れないから処置できないのではなく、切ってでも処置するという事に致しました。
押し入れがこちら。
こちらの床を人が入れるくらいの大きさをはかり切ります。
作業ができるようになりました。
床下の予防が終わりましたら、切り取った床を塞ぎ、最後に押し入れの中の形に合わせてカットしたベニヤを敷きます。
これで今後このベニヤを外して床下に入る事ができます。
水回りの点検などにもお役に立てる事と思います。
どんな住宅でもどのように処置したら良いかご提案させていただきますので、ご安心してご相談ください。
鉄筋コンクリート住宅などの白蟻予防、駆除、その他ご相談は、山口県防府市の西日本防虫防除工事にお任せください!
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