いつもありがとうございます。
ここでは間違えやすいヤマトシロアリとカンモンシロアリの事について触れていきます。
ヤマトシロアリの羽ありの写真↓
カンモンシロアリの羽ありの写真↓
パッと見違いはほとんどありません。
ヤマトシロアリの兵蟻の写真↓
カンモンシロアリの兵蟻の写真↓
パッと見違いはほとんどありません。
姿かたちで見極めることはまず不可能に近いです。
顕微鏡を使用して見極めるレベルです。
まず、そもそも同じ白蟻なのにきちんと見極めができないといけないのか?
はい、とても重要です。
このヤマトシロアリやカンモンシロアリは姿かたちや生態は酷似していますが、やはり少し違います。
山口県内で多く知られているのがヤマトシロアリ。
ヤマトシロアリは、多湿を好みますので被害範囲が主に床下になることが多いです。
ただし湿気のある水回りや雨漏りのある場合は小屋裏まで被害が及ぶこともまれにあります。
西日本では通常4月~5月に羽ありとなり群飛します。
雨後の快晴となったような温暖多湿の日の午前10時~12時頃に群飛することが多いです。
一方カンモンシロアリは、ヤマトシロアリと酷似しているのですが若干乾燥に強いという特徴があります。
その結果被害範囲が床下から遠く高いところまで及ぶことがあります。
その上羽ありとなって群飛する時期が、2月下旬から4月上旬、多くはさ3月に多くみられるという特徴があり、ヤマトシロアリより若干早いのです。
つまり羽ありとなって発見される時期からもヤマトシロアリではなくカンモンシロアリではないかと疑うこともできます。
決定的なのは被害範囲が高いところまで達しているかどうか、などがあげられます。
つまり業者としてはこの白蟻の見極めができないと生き残りを現場に残してしまい、新たな被害に発展させてしまうという危険があるため非常に厳密な検査が必要になってくるのです。
ちなみにこのカンモンシロアリの名前の由来は関門海峡付近にて多く被害が確認されていることから名づけられておりますが、もはや山口県内においてカンモンシロアリの被害は珍しいものではありません。
昨年は山口市嘉川、防府市牟礼にも同様の被害があり施工させていただきました。
一概には言えませんが、やはり個人事業のこの道一筋の業者ほどこういう厳密な検査や判断が得意と言えるでしょう。
非常に見極めが難しいところです。
この判断ができるかどうかは業者次第。
羽あり群飛時期の違い。
被害範囲の違い。
この辺りの判断材料を兼ね備えた弊社としては、皆様のお力になれる業者として日夜働かせていただける事が何よりの喜びです。
お呼びいただければどこにでも駆けつけます。
白蟻の検査、お見積りは、地元山口県の個人創業34年の西日本防虫防除工事にお任せくださいませ!!
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