いつもありがとうございます。
本日は上着がいらないくらい暖かい一日でしたね。
昨日このホームページをご覧になられた方からお問い合わせをいただきました。
ありがとうございます。
宇部市の厚南城野団地の方からのお問い合わせです。
「羽ありが発生している。」との事で本日のお昼から検査に入らせていただきました。
この時期の羽ありは要注意!!
ヤマトシロアリなのかカンモンシロアリなのかを見極めができるかが業者の質を左右します。
この白蟻の違いについての解説はこちらで。
さて、現地に到着してお客様にご案内していただいた先には羽ありの姿が。
居室のカーペットや勝手口の土間に無数の羽ありが散乱しておりました。
確かに白蟻の羽ありです。
まずは床下を調査。
床下全体にこのような蟻道(白蟻の通り道)が作られていました。
この中を白蟻が行き来しているわけです。
試しに一部壊してみると・・・
蟻道の中から白蟻たちが姿を現しました。
原因は床下の湿気です。
床下の土壌がかなり湿っていたため白蟻の生息に好条件だったのです。
ここまでだと白蟻に詳しくない方は蟻道の形や白蟻の形からヤマトシロアリだと判断してしまうでしょう。
今回はここからが勝負!!
この時期に羽ありが群飛するのはカンモンシロアリの疑いが強いのです。
その疑いを確認するにはどうするか・・・。
天井裏を確認します!!
天井裏にやってきてすぐに隅々までよく見た結果・・・。
見つけました。
押し入れの真上。
二本の木部の間に蟻道を作っています。
そしてこちら。
天井板の間に蟻道があるのがご確認いただけるでしょうか。
さらには玄関の上に。
玄関天井部に上った形跡。
そして、
この木部の真ん中辺りにあるつぶつぶは白蟻の蟻道です。
カンモンシロアリはヤマトシロアリに姿かたちはそっくりですが、乾燥に強い為天井裏にまで達することが多々あります。
これを見逃してヤマトシロアリとして処置してしまうと生き残りがいつまでも被害を屋内に拡大していきとんでもないことになります。
白蟻専門業者としてこの見極めは必ずできなければなりません。
(弊社が検査させていただく前に見積もりを出した業者様はやはりヤマトシロアリとして床下の検査のみだったそうです。)
この時期の羽あり発生はカンモンシロアリを疑って調査しないといけません。
案の定カンモンシロアリ特有の被害がありました。
そしてこちらが検査中に天井裏で飛んでいたカンモンシロアリの羽ありです。
今回はお客様に被害のご報告をさせていただき、駆除にかかる費用のお見積りをさせていただきました。
同時に原因を解決するための床下湿気対策工事のお見積りもご希望されましたので、ご提出させていただきました。
白蟻専門34年の成せる検査の心得を、是非皆様の為に役立てていただける日が来ることを心待ちにしております。
羽ありが発生しましたら即座に調査のご依頼をされてください。
弊社は調査、お見積りは無料にて実施しております。
施工に必要な金額を適正価格にてご説明させていただきます。
宇部市東須恵、厚南、城野などの白蟻被害調査、予防、駆除のご相談は、山口県防府市の西日本防虫防除工事にお任せください!!
0835-23-8726