2017年03月18日

お風呂場の解体時に土壌処理をしっかりしておくと安心。田布施町のリフォーム現場にて。|山口県防府市の西日本防虫防除工事

いつもありがとうございます。

本日は熊毛郡田布施町別府のリフォーム現場にお邪魔しております。

お風呂場の解体時に白蟻被害が見つかり駆けつけることに。

お風呂場の被害。

解体時によくわかることですが、タイルのお風呂場は本当に被害が多い場所です。

結構タイルの下の土壌から壁の中をあがってきたりするんですよ。

窓枠がスカスカになっていたりもします。

普段はなかなか気付きませんが、解体時に被害の大きさがよくわかります。

ユニットバスが入る前に。

既存のお風呂を解体したあとは土壌の上に生コンを敷きます。

そしてコンクリートが乾いたらその上にいよいよユニットバスが組み立てられます。

ポイントは生コンが敷かれる前の土壌がむき出しの時。

この段階でむき出しの土壌や壁に予防をしておくことでお風呂場の被害の発生を予防する事ができます。

ユニットバスが入った後だと効果的な予防ができませんのでこの時が唯一のチャンスです。

作業の様子

土の表面も大事ですが白蟻が潜む地中にしっかりと処理層を作ります

生コンと薬剤の相性。

主に世間で使用されている白蟻の薬剤はアルカリ性に対して少々弱いという特徴があります。

コンクリートはアルカリ性で、まだ新しいコンクリートほどアルカリ性が強いのです。

今からこのお風呂場の土壌の上にアルカリ性が強い生コンが敷かれるのですが、生コンと接する薬剤は早く分解されてしまいます。

それを防ぐためにもこの場合土の表面から少々深いところにしっかりと薬剤処置をして効果を持続させるよう工夫が必要です。

最近はアルカリ性に対して強い薬剤が開発されていますが、それでもやはり劣化のスピードは普通より早いのが現状。

ましてや薬剤によって耐アルカリ性度が違うので、どの薬剤でも良いわけではありません。

きちんと効果が持続できる薬剤選びと現場に合わせた適切な工法を用いて処置をすることが求められます。

 

この仕事は技術の継承だけでなく職人として毎日勉強が必要だと日々思うこの頃。

家づくりも日々変わってきていますので、それに応えられる白蟻工事を身につけていかなければなりません。

これからも日々精進致します。

 

熊毛郡田布施町の白蟻工事の事なら

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