いつもありがとうございます。
本日は防府市佐野の中古住宅の白蟻検査をさせていただきました。
売り主さまにも買い主さまにも、そして管理会社の不動産屋さんにも安心して契約していただくために白蟻検査は大事です。
もし被害があれば駆除しなければいけません。
今回はどうでしょうか。
こちらは築年数が30年を超える某住宅メーカーの一戸建てです。
土壌には新築時に防湿シートがはられ、床組と断熱材が黒いボードのようなものでうけてあります。
床下の通気もよく、住宅の機能としてはとても良いのですが、ここに白蟻の被害が発生するととても大変!!
過去に同じ造りの物件でヤマトシロアリの駆除をさせていただいたのですが、こういう状態でした↓↓
防湿シートの切れ目から基礎を蟻道が伸びています。
写真では見えませんがこのまま床のボードの中にまで入り込んでいるんですね。
ボードの中は床を支える根太と断熱材があり、断熱材の効果で白蟻も寒暖の影響を受けることなく過ごすことができます。
こうなると最悪の場合せっかく快適な生活をサポートしてくれる断熱材を取り除いて白蟻の被害をチェックしていかなければなりません。
白蟻被害は百害あって一利なしですね(^_^;)
ちなみにこちらの防湿シートですが・・・
めくるとこうです。
白蟻予防でもっとも大事と言っても過言ではない土壌処理をしっかりしていけばこの事態は防げます。
どんな構造でも油断大敵!!
白蟻は大自然の中生き抜いている生き物。
人間の想定の上を行きます。
今回検査させていただいた物件は被害なしでしたが、予防で対策が必要なため不動産屋さんを通じご提案をさせていただきました。
これからも白蟻工事の大切さをしっかりとお伝えできるよう頑張ってまいります。
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